まつもと水巡り~まつもと市民芸術館周辺 今・むかし
まつもと市民芸術館南側
現在まつもと市民芸術館がある場所は、以前は「深志公園」でした。前庭に噴水があり市民会館がありました。
当時の石碑が裏に保存されています。
その並びに「銭座記念碑」が経っています。
お金を造っていた場所
江戸時代のお金は、大判小判に代表される金貨と丁銀などの銀貨と寛永通宝のような銅銭が使われていました。それぞれのお金を造っていた場所は、金座・銀座・銭座と呼ばれていました。
一時松本にも銭座がありました。それを記念して建てられているのがこの碑です。松本は寛永13年(1636)松平直政の代に銭座が開かれました。銭座を開く許可をもらった人は今井勘右衛門で、溶かした銅から寛永通宝をつくるのは三輪忠兵衛でした。その場所は鍋屋小路ということは分かっているのですが、どこであったか見つかっていません。
全国で銭座が置かれたのは松本をはじめ、水戸・江戸・仙台・三河吉田・長門などです。それらの地で盛んに銭が造られ十分な量になったため、1640年には松本の銭座での銭造りが終了しています。(国宝松本城HPより)
まつもと市民芸術館の周りには、水路があります。
南には長沢川が流れています。
深志神社
深志神社境内には2つの井戸があります。
まつもと市民芸術館の裏(南)側から深志神社へ抜ける散歩でした。